MGL::Input::RepeatSetting#

概要#

MGL::Input::RepeatSettingはリピート入力の設定値を表す構造体です。

宣言#

namespace MGL::Input
{
    struct RepeatSetting;
}

#

種類

名前

内容

列挙型

RepeatType

リピートタイプ

メンバ情報#

種類

名前

内容

関数

コンストラクタ

メンバ変数

type

リピートタイプ

メンバ変数

firstBlank

初回ブランク期間

メンバ変数

secondBlank

2回目以降のブランク期間


RepeatType#

リピートタイプ

宣言#

namespace MGL::Input
{
    enum class RepeatType : uint8_t
    {
        Frame,      //!< フレーム
        Second,     //!< 秒
    };
}

説明#

リピート設定の種類を表す列挙型です。この値の内容により他のパラメータの扱いが異なります。

値の内容は次の通りです。

Frame

設定値の単位をフレームとして扱います。小数点以下の値は無視されます。

Second

設定値の単位を秒として扱います。

バージョン情報#

MGL 1.0.0から利用可能。

MGL 1.1.13より、型のサイズをデフォルトからuint8_tに変更。


コンストラクタ#

宣言#

namespace MGL::Input
{
    struct RepeatSetting
    {
        // (1) デフォルト初期化
        constexpr RepeatSetting() noexcept;

        // (2) 設定値を指定して初期化
        constexpr RepeatSetting(
                RepeatType repeatType,
                float inFirstBlank,
                float inSecondBlank) noexcept;
    };
}

引数#

(1) デフォルト初期化

引数なし

(2) 設定値を指定して初期化
MGL::Input::RepeatType repeatType

リピートタイプ

float inFirstBlank

初回ブランク期間

float inSecondBlank

2回目以降のブランク期間

説明#

構造体を初期化するためのコンストラクタです。

(1)はデフォルトの値で、(2)はそれぞれの値を指定して初期化を行います。デフォルトの値は次の指定と等価になります。

RepeatSetting(RepeatType::Second, 0.5f, 0.067f);

値の内容については各メンバ変数の解説を参照してください。

関連#


type#

リピートタイプ

宣言#

namespace MGL::Input
{
    struct RepeatSetting
    {
        RepeatType type;
    };
}

説明#

リピート設定の各パラメータをどのように扱うかを示す値です。

Frameを設定した場合、firstBlanksecondBlankの単位はフレームとなります。この場合、両者の小数点以下の値は無視されます。

Secondを設定した場合、firstBlanksecondBlankの単位は秒となります。

関連#


firstBlank#

初回ブランク期間

宣言#

namespace MGL::Input
{
    struct RepeatSetting
    {
        float firstBlank;
    };
}

説明#

最初にキーを押下してからリピート入力が開始されるまでの時間を表す値です。単位はtypeの値によって異なります。

関連#


secondBlank#

2回目以降のブランク期間

宣言#

namespace MGL::Input
{
    struct RepeatSetting
    {
        float secondBlank;
    };
}

説明#

リピート開始後に繰り返される入力の間隔を表す値です。単位はtypeの値によって異なります。

関連#