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雑記 2020年11月 #4

今年も残り1ヶ月となってしまいましたね.反撃BLOCKSがちっとも売れなかったため今年は無収ny……いや,そういう話はやめましょう.

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Apple Silicon搭載のMac miniが届いて1週間た経ちました.今まで使用していたもののが2012年モデルと古すぎたため,比較対象として適切ではないものの,全体的に快適です.コンパイル時間が目に見えて短くなっているうえに,ビルドの度にファンが唸りをあげる事もなくなりました.

開発用途での使い心地はというと,コンソールにどれだけ依存しているかによるかもしれません.MacPortsやHomebrewといったパッケージマネージャは,現状では問題なくインストールできるパッケージが少ないため,自前でエラーを取りつつソースコードからビルドする気概がないと厳しいです.

私はゲーム開発に必要なツール類(主にリソース生成に必要なもの)はほぼ自作しているため,コンソールにおける互換性の問題は一点を除いて大きな問題は発生していませんでした.問題のある一点はImageMagickを利用していた部分で,これは後ほど専用のツールを書く予定だった箇所であるため,これを機に取り掛かろうと思っています.

多少の問題はあるとはいえ,ゲームの開発環境としては,思いの外すんなり移行できそうな感じです.

……あ,ところで,日本語では「Apple Silicon」と「Appleシリコン」のどちらが正しいのでしょうね?開発者向けの日本語文章を読むと,両方とも出てくるんですよね.先日のiMovieの更新内容には「Appleシリコン搭載の〜」とあるので,後者が正しい表記なのかもしれません.

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ふと,Macの話題をネタにする機会が多い事に気付いたため,ついでに私が最初にMacを使い始めた理由もネタにしておきましょう.一言で言えば「仕事が嫌だったから」です.

就職して商用ゲームの開発に携わって間もない頃,とにかく’楽しくない’プロジェクトをあてがわれていた頃がありました.仕事中はもちろんWindowsの画面を一日中見ている訳で,そんな日々が続くと家に帰って同じものを見る気も失せていました.

このままではいかん,と思ってまず最初に試した事はLinuxへの移行でしたが,これはうまくいきませんでした.最近はかなり良くなったと聞きますが,当時のオープンソース系のデスクトップ環境はあまり使いやすいものではなく,使いこなすにはそれなりの労力が必要でした.初めのうちはカスタマイズそのものを楽しんでいたから良かったものの,何か目的を持って作業を始めると途端に面倒になってしまい,ある日デスクトップ環境が立ち上がらなくなった事をきっかけに投げ出してしまいました.

その後Macに行き着く訳ですが,キーバインドのような細かい違いに最初は戸惑ったものの,1週間ほどで慣れてしまったと記憶しています.Windowsとは違う世界なのだけど,何だかすんなりと適応できてしまったという印象.使い勝手の印象が薄いのは,使いやすい事への裏返しなのかな,と思ったものです.

WindowsとMac,使い勝手は異なるけれど,使いにくくはない.そんな異世界を行き来するような環境は,家で仕事を忘れるには十分な結果をもたらしてくれました.

今思うと,当時Macに乗り換えた事は正解だったのかもしれません.当時は就職して間もない頃で,個人開発からは離れていた時期でした.公私の線引きを明確にすることで,仕事で携わるゲーム開発とは別の感覚で個人的にゲームが作れたし,そこで得たスキルのおかげで何とか仕事をこなせていた訳ですからね.(おっと,今年の収益の話は抜きだ)

……まあ,もう開発現場には戻れそうにないので,Macを使い続ける理由も無くなったのですが.

Published in 雑記

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